2015/05/17

福島県郡山市の近代建築(その2)

昨日は横須賀に行ってきたのでそれも紹介したいのですが、郡山市の続きを。
それにしても、ブログやインスタグラムに載せたい写真がたくさんあるのですが、投稿が追いつきません。 GWの写真もまだまだあるのになぁ。

麓山公園のあたりを散策した後は安積疎水事務所貴賓館を見に来ました。が、更地になっていました…。
写真の建物の隣にあったのですが、跡形もありません。立派な門柱だけが残っています。 調べてみると、やはり東日本大震災の影響だそうです。

 昭和12年竣工のスクラッチタイルが使われたモダンな建物で、もう一度ちゃんと写真に収めておきたかったのに! というわけで、ここでも2007年に訪れた時の写真を載せておきます。



福島市もそうでしたが、想像以上に地震の影響がひどくてビックリしました。
金透小学校内にある金透記念館も現在改修中だったので過去写真を載せておきます。
 

こうなってくると次に行く建物が不安になってくるのですが、こちらは大丈夫でした。
明治7年に区会所(郡役所の前身)として建築された開成館です。木造3階建ての擬洋風建築で、県の重要文化財、経済産業省の近代化産業遺産に指定されています。

 最後にやってきたのが、国の重要文化財に指定されている安積歴史博物館です。
安積高等学校の敷地内にあるこの建物は、明治22年に福島県尋常中学校本館として建てられました。
この建物も東日本大震災でかなりの被害を受けたようです。その後、改修工事も終わり、現在は仮オープン中だそうです。
2階には立派なシャンデリアのある講堂があって、そこが一番の見所だったりするのですが、この日は高校の吹奏楽部が練習に使用しているとのことで見学は出来ませんでした。

展示室の一角では「まちかどの近代建築」という写真展をやっていました。全国の近代建築の写真を「あー、ここ行った!」などと楽しく見ていたのですが、まだまだ知らない建物も多くあり、近代建築は奥が深いと改めて思いました。

うーん、いつか自分も近代建築や近代化遺産の写真展を開いてみたい! そのためには写真の腕を磨かなくては(ギターはどうした)。











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